父死去を誰にも告げずに決勝ゴール…ピッチで涙の23歳FWの話が泣ける
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5位:セバスティアン・ヴァルキエヴィツ(カリアリ/U-21ポーランド代表)
生年月日:2000年4月5日(19歳)
市場価格:400万ユーロ(約4億8000万円)
ポジション:DF
昨季リーグ戦成績:29試合出場/1得点1アシスト(ポゴニ・シュチェチン)
ポーランド期待の若手ディフェンダーは、国内屈指の名門であるレギア・ワルシャワの下部組織出身。同クラブではセントラル・ユースリーグ・イーストで19試合に出場し、DFながら2得点を残すなどまずまずの成績を収めた。が、トップチーム昇格を掴み取るまでには至らず、2017/18シーズンにポゴニ・シュチェチンの下部組織へと移籍する。これが、結果的に同選手の運命を変えることになった。
新天地でプレーすることが決まったヴァルキエヴィツは、加入からまもなくしてレギュラーに定着。リーグ戦では4試合終了で1失点というチームの堅守を支えるなど、さっそくピッチ上で申し分ないパフォーマンスを残した。その活躍が認められ、2017/18シーズン途中にはトップチームデビューも果たしたのだ。
そして昨季は、完全にトップチームへ定着。リーグ戦では29試合で1得点1アシストの成績を収めるなど攻守両面でその存在感を光らせ、国内外の様々なクラブから興味を示されるようになった。実際、昨年冬にはアーセナルやリバプールが獲得のターゲットとして注目していたと報道されており、イギリス紙『ザ・サン』によるとアーセナルは何度かポゴニ・シュチェチンの試合にスカウトを派遣していたという。それほど注目度は高く、能力がある選手ということだ。
スピード、足下の技術などは平均的だが、身長188cm、体重80kgの体躯を生かした対人戦の強さは申し分ない。本職のセンターバック以外にもアンカーとして起用できる柔軟性も兼ね備えている。まだポーランド代表デビューを飾ることができていないが、今後、同国の守備の要になることは間違いない。
今季より所属するカリアリではまだリーグ戦の出場がない(第3節終了時点)ものの、果たしてイタリアの地でどのような活躍を見せるだろうか。
レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英(18)が、19日のホームのレアル・マドリード戦を前にスペイン紙マルカのロングインタビューに応じ、同一戦へ「(レアル)マドリードからの期限付き移籍ではなくても、彼らとの対戦はとても重要」と前置きした上で「カスティージャ(3部に所属するレアル・マドリードB)に残るのではなく、なぜマジョルカに来たのかを証明しないといけないと思う」と強い意気込みを語った。
久保建英(撮影・西海健太郎)
ロングインタビューでは、これまで日本メディアには語られていなかったことなどにも言及。海外移籍が解禁となった今年6月に、FC東京から古巣のバルセロナやパリSGではなくレアル・マドリードに移籍した理由について久保は「レアル・マドリードのスポーツの側面に関する意図がとても気に入った。彼らが持っていた僕の将来、今後に対するプランです」と回答。またマジョルカへの期限付き移籍を決断したことについては「(移籍の)最後の決断はつねに選手が下すもの」と最終的には自身の決断だったことを示唆した上で「僕と僕の代理人がクラブと話してそれがベストだと決断した」と話した。
今夏のプレシーズンではレアル・マドリードのトップチームに同行。レアル・マドリードに移籍が発表された際、久保はA代表に初招集され南米選手権に参加中だったが、その南米選手権でベルギー代表MFアザールの映像を見ていたことを明かし、“レアルでもっとも驚かされた選手は?”との問いには「みんな世界レベルの素晴らしい選手であることは知っていたけど、途中から合流した(スペイン代表MF)イスコの俊敏性、質の高さにはとても驚いた」と答えた。
また小さい頃からのアイドルにはバルセロナのアルゼンチン代表FWメッシの名前を挙げ、同世代(18~20歳)でもっとも好きな選手には「まだ生で見たことはない」というパリSGのフランス代表FWエムバペを選んだ。また将来一緒にプレーしたい選手としてはマンチェスターUのフランス代表MFポグバの名前を口にした。
マジョルカに移籍してここまで6試合に出場(計322分)。うち2試合で先発出場を果たしているが、久保は現状について「すべてで満足することはない」と強調した上で「もっと出来ると思う。でもスタートしたばかりで悪くはないと思う。続けることが大事」と今後のさらなる飛躍を誓っている。